静態保存されているD51のキャブ内機関士席です。
加減弁やブレーキレバーを操作し機関助士と二人三脚で走らせた蒸気機関車のキャブを眺めていると 灼熱や煤煙と戦いながら熟練業で操縦していた現役当時が思い浮かばれます。 ▼水戸市千波湖公園内に静態保存されているD51-515キャブ内です。 キャブ内に入り込んだ大きなボイラーの脇で狭く密閉感を感じる機関士席ですね。 この状態を見るとボイラーは、まさに罐(かま)という言葉にピッタリです。 キャブ内の天井は木製の羽目板で張られ、断熱材などない鉄板剥き出しの側板の仕上げをみると およそ快適とは程遠い労働環境であったことが分り、当時の機関士さん達に頭が下がります。
by nanbu-sl
| 2005-12-14 21:17
| 蒸気機関車
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