KATOのDF50が発売になって各サイトでは、この話題や製品画像で盛り上がりを見せていますが
今日は先行発売のマイクロ製と比べてみることにします。 ▼写真右側がKATO製DF50-564、左側が昨年9月発売のマイクロ製DF50-60です。 動力ユニットは両者共FW搭載で走行性能は低速よりスムーズで、特にKATO製は非常に静かで KATO得意の惰性走行が効き運転派にとっても楽しいですね。 マイクロ製は四国タイプをプロトタイプにしているので前面補強板がモールドされていて 更にタブレット防護柵やラジエターグリル上部に冷却水散水管が表現されています。 どちらもスケールは1/150でDF50の特徴を上手く捉えて模型化してると思います。 モールドはKATOがシャープで、マイクロはディフォルムが少し大きめで 浦島支線さんの言葉を借りると「醤油顔のKATO」と「ソース顔のマイクロ」ですかね~ 因みに両者とも当鉄道最小曲線R=177は難なく通過できます。 屋根面のラジエターファングリルはKATOの方が繊細でしかもファンが表現されています。 排気ダクト(銀色)はKATOが厚く、マイクロが薄くてモールドはどちらもシャープです。 モニター窓はどちらも窓ガラスが嵌め込まれ、KATOは透過性があり見通せるのが実感的です。 HゴムはKATOの方が白っぽい塗装ですね。 マイクロの信号炎管が車体色と同色なのは?ですがグレーに色差しするといいですね。 前面の貫通扉ステップはKATOがシャープですが手摺の形状はマイクロの方が実車に近い感じがします。 ヘッドライトはマイクロよりKATOが大きいですが実車のイメージに似ています。 ワイパーは根元の形状が実車に近いのはマイクロで、スカートの形状はKATOの方が似ています。 開放テコはKATOが短くマイクロが長い形状ですが、実車でも長短両方存在しました。 台車のモールドはKATOのほうがシャープですがマイクロもイメージをよく捉えてますね。 両者共、黒色動輪ですがKATOはスポーク輪芯が嵌め込まれているのは嬉しいですね~ KATOはサスペンション機構を採用してますがDD51に比べて少し硬い感じがします。 運転席は両者共表現されていて、薄緑色で塗装されていますがマイクロは空間のみで KATOは椅子や操作盤を表現していますがキャブ扉内部が塞がれているのが残念です。 ナンバーはKATOが厚みのあるユーザー取付のインレタですが、金属の質感を表現していて好感がもてます。 しかしインレタ、手摺、汽笛などユーザー取付パーツの多さは初心者や年少のファンにとっては 難しく今後改良の余地があると思います。 製品定価はマイクロが6,615円でKATOが7,350円、735円の価格差がありますが パーツが全て取付けられたマイクロ製も魅力ですね。 永年、DF50をNゲージ界にリリースしてきたTOMIX製(4,515円)もイメージとしては 捨てがたいし、レイアウトの中での存在感においては負けていないですね~ 北海道、東日本の太平洋岸や東海道において馴染みが薄いDF50を鉄道模型ファンに 知らしめたTOMIX製の功績は大きいと思います。
by nanbu-sl
| 2006-02-14 21:09
| 鉄道模型(N)
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