カテゴリ:鉄道雑学( 12 )

DF50よもやま話(1)

取付けパーツの多さに閉口しながら完成したDF50を眺めながら実車のことを調べてみると
興味深いことがいろいろと判ってきました。

138輌のDF50は0番代が三菱、汽車、日車と500番代が日立、川崎、東芝の6社で製造されましたが
東芝で製造されたのは1輌だけだったそうです。
500番代を製造するにあたりマン社との技術提携で機関を開発した日立と川崎重工業が中心となったが
当時は国鉄の制式機関車は各社に製造を配分するという決まりがあったため
実績の少ない東京芝浦電気には1輌だけ発注したという経緯があったそうです。

KATO製には509号機のインレタが付属してますが、それが唯一の東芝製です。
ある意味では希少なDLかもしれませんね~(笑)
米子、秋田、大分、宮崎機関区に配属してましたので模型の世界では、東北の日本海側の急行や
「富士」「彗星」や「出雲」の牽引機としてオールマイティに使えるDLです。
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by nanbu-sl | 2006-02-15 22:41 | 鉄道雑学

DF50の塗色

先日、吹石運転所さんのコメントでDF50の塗色について質問がありましたが
私自身もよく知らなかったので、再度手元にある文献で調べてみました。

昭和32年にスイスのズルツァ機関を搭載した0番台、昭和33年にドイツのマン機関を搭載した
500番台が新製配置されましたが、当時の国鉄ディーゼル機関車の標準塗装はぶどう色(茶色)に
白い帯でしたので当時新製配置されたDF50はこの色でした。
過去にTOMIXとマイクロから茶色仕様が発売されてましたね。
その後昭和38年からは朱色に裾をグレーとした新塗装に順次改められました。

因みに昭和46年にお召し列車を牽引した8、26号機は後年までステンレス帯を巻いていました。

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by nanbu-sl | 2006-02-07 20:23 | 鉄道雑学

JR下関駅焼失

今日の未明、山口県のJR下関駅舎が心無い人間の放火により焼失しました。
新聞の報道によると焼失した下関駅舎は昭和17年に竣工した木造2階建で
近年は老朽化の為、下関市とJR西日本では建替えを検討していたそうです。
幸いなことに一人の死傷者も出ませんでしたが駅という街のシンボルを失うことは
市民にとっても下関市出身の方々にとっても残念なことでしょうね。

遠く離れて暮らしていて帰省の際に列車を降り立ったときに感じる懐かしさや
安堵感を与えてくれるのは、慣れ親しんだ想い出多い故郷の駅ですね。
街の移り変わりや、人々の旅立ちや別れを見てきた歴史ある駅が人為的な被害で
無くなるのはとても残念で強い憤りを感じます。
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by nanbu-sl | 2006-01-07 20:48 | 鉄道雑学

JR東日本のカレンダー

年の瀬もおし迫った先日に起きたJR東日本羽越線での脱線事故で
不幸にもお亡くなりになった乗客の方々のご冥福をお祈りいたします。
また負傷された多くの方の一日も早いご快復をお祈りいたします。
羽越線の復旧も本格的に始まりつつありますが、同時に事故原因の早期究明とともに
二度とこのような悲惨な事故が起きぬよう万全の対策にも努力していただくよう願う次第です。

▼JR東日本関係者や取引先に配布された来年のカレンダーの1月部分ですが
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残念ながら偶然にも羽越線を雪煙をあげて走行する事故に遭った485系特急「いなほ」の画像です。
奇しくも撮影場所が今回の事故現場付近ということもあり、被害に遭われた方々や
ご遺族の心情を鑑み、JR東日本では急遽未配布のカレンダーを廃棄処分したそうです。
そのことを聞きおよび、私自身もこのカレンダー掲示には躊躇しております。
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by nanbu-sl | 2005-12-29 21:58 | 鉄道雑学

架線(かせんorがせん)

一昨日は東京駅で架線トラブルが発生し山手線が5時間位不通になりました。
架線を張るための重りを吊るす鉄棒が折れたのが原因で点検修理のためですが
偶々通勤途中のJR職員が発見し運転司令室へ通報し大事に至らず幸いでした。
今日は秋田新幹線で線路の亀裂が原因のために「こまち」が2時間半遅れましたね。
特急は2時間以上の遅れで特急券の払い戻しがされますが・・・
急がない旅の方にとってはお得だったのでしょうか?(少し不謹慎でした)

ところで「架線」を「かせん」と言うのは一般的で普通なのですが
旧国鉄マンやJR職員は「がせん」と言うのはご存知でしたか?
一部の鉄道マニアの方も「がせん」と発音してますが、これも業界用語なのでしょうか。

話は変りますが、待ち焦がれたKATOのDD51が本日入線しました。
開封したての画像を掲示板に貼っておきました。インプレは後日ブログに掲載予定です。
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by nanbu-sl | 2005-11-09 21:05 | 鉄道雑学

常磐線雑学

毎日見かけているJR常磐線ですが、正式な起点は日暮里駅であることをご存知でしょうか。
日暮里駅~岩沼駅間が正式なJR常磐線ですが列車運行上は上野駅~仙台駅となっています。
因みにJR東北本線の正式な起点は東京駅です。これは最近知りました。

東北本線に比べて電化が遅れた常磐線は一部交流電化されたあとも
東北からの急行、鈍行列車は蒸気機関車の牽引列車が暫く見られました。
電化の歴史は上野~取手までの直流電化は昭和24年と早かったのですが
昭和36年 取手~勝田 交流電化・・・・同年東北本線は福島~仙台まで交流電化完了
昭和38年 勝田~平(いわき) 交流電化
昭和42年 平~岩沼 交流電化で全線電化完了と、東北本線に比べて遅れました。
東北本線は盛岡~青森間が昭和43年に交流電化され全線電化完了しました。
それにより、特急「はつかり」は常磐線より東北本線経由に変更され、時短されました。

昭和36年に中距離列車として交直流401系が上野~勝田間に運行されましたが
急行や長距離列車の牽引機EF80が田端や勝田機関区に配備される昭和37年10月までは
急行「みちのく」や青森からの鈍行列車をC62やC60が牽引して上野駅に入線してました。
上野~水戸間の旅客列車無煙化が完了したのは昭和37年11月です。
昭和40年に寝台特急「ゆうづる」が運行開始されましたが上野~平はEF80
平~仙台間はC62が昭和42年9月まで牽引を担当していました。

私の蔵書を元に調べた内容をまとめてみましたが、事実との違いがありましたらば
コメントにてご一報をお願いいたします。
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by nanbu-sl | 2005-10-24 23:34 | 鉄道雑学

罐(かま)について

国鉄用語というか鉄道会社の隠語というか、機関車のことを「かま」と呼ぶのはご存知だと思いますが
最近の鉄道関連のサイトを拝見していますと「釜」という文字で表現している記事を時々見受けますね。
「かま」という言葉は、蒸気機関車のボイラーを日本語に直すと罐(かま)という文字になります。
以前は機関助士のことを「罐焚き」(かまたき)とも呼んでいました。
そのあたりから機関車のことを「罐」(かま)と呼ぶようになったらしいですね。

因みに同じ「かま」でも、密閉された機器でお湯を沸かしたり蒸気を発生させる装置を「罐」
炊飯やお湯を沸かす器具を「釜」、陶器や瓦、炭を焼く設備のことを「窯」と書きます。
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by nanbu-sl | 2005-10-18 01:13 | 鉄道雑学

「白線流し」と東急5000系

スピッツが唄う♪「空も飛べるはず」がラジオから流れると
9年前に放送されたドラマ「白線流し」の舞台となった松本の景色が脳裏にうかびます。
主人公が通学に乗っていた松本電鉄の電車が元東急電鉄の5000系と知ったのは
ドラマが終わってから数年後でしたが
東急時代は緑一色で塗られ「青ガエル」の愛称で呼ばれた車輌でした。
私にとっては通勤や仕事の移動で良く利用した電車だったので愛着があります。
現在でも松本電鉄で運用されているのでしょうかねぇ~。

今週金曜日に、7人の若者のその後を描いた特別編が放送されますが
松本電鉄の電車を楽しみに観てみようと思ってます。
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by nanbu-sl | 2005-10-06 00:00 | 鉄道雑学

通勤形気動車35系の外吊ドア

都市近郊の非電化区間の通勤輸送対策として1961年に片運転台便所付のキハ35が登場し
1962年には片運転台便所無しのキハ36、1963年に両運転台便所無しのキハ30が登場しました。
この通勤型気動車35系の特徴である3ヶ所の外吊ドアであるが
開発当時の非電化区間の多くが低床ホームであったためステップを設けなくてはなかったが
3ヶ所の開口部があり戸袋方式の引き戸にするとエンジンを搭載すると台枠強度に問題がでる。
このために外吊ドアにして強度を保ったという経緯があるそうです。(JR全車両ハンドブックより抜粋)
車歴が古いですが、3ヶ所ドアゆえワンマン改造されて現在も活躍してる姿が見られますね。
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▲関東鉄道常総線キハ101(元国鉄キハ30)の外吊ドア廻り    2005年7月撮影
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by nanbu-sl | 2005-09-07 16:38 | 鉄道雑学

SLとアスベスト

今朝の読売新聞に、JR東日本が自治体などに貸し出している静態保存の蒸気機関車に
アスベストが使われている可能性が有るとして約160輌の調査をするとの記事が掲載されてました。
蒸気管の断熱材やボイラー、シリンダー内に使用されているらしいです。
通常の維持管理をしていれば、腐食して飛散の恐れがなく問題ないらしいのですが・・・

静態保存のSLをJRが貸し出しをしていたとは、初めて知りました。
てっきり自治体に寄贈していたのかと今まで思ってました。
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▲北海道上川町北の森ガーデンに静態保存されているD51 157   2003年6月撮影
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by nanbu-sl | 2005-08-30 21:46 | 鉄道雑学