カテゴリ:建物探訪( 20 )

土浦まちかど蔵野村

この前の日曜日に日テレ系の「遠くへ行きたい」で我が街「土浦」が放映されていましたね。
今日ご紹介するのは旧水戸街道沿いで江戸末期~明治時代に建てられた3つの蔵を持つ旧野村家の商家です。
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この建物は野村家より市に寄贈された後、改修され平成14年にリニューアルオープンしました。
土浦市の歴史を展示した母屋や喫茶店に改装したレンガ蔵、文庫蔵そして通りに面した袖蔵で
構成され一般公開されています(無料です)。また観光協会の案内所も兼ねています。
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by nanbu-sl | 2006-03-02 23:35 | 建物探訪

昭和の薫り漂う看板建築

霞ヶ浦の畔にある土浦は昔、水運の要所として発展し戦前は霞ヶ浦航空隊のお膝元として
海軍の街として発展してきました。
▼その当時の名残を感じさせる川魚佃煮屋さんの商家で、右側の出し桁造りは昭和初期の建築です。
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間口1間半の左側の看板建築物は佃煮工業共同組合の事務所として使われていました。
曲線を多用したデコラティブな装飾は当時の左官技術の高さを表していますね。
昔、この建物の前には霞ヶ浦に注ぐ川があり、東京へ物資を運ぶ船で賑わっていたそうです。
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by nanbu-sl | 2006-02-20 21:26 | 建物探訪

街並コレクション4 タクシー営業所

間口8.19m(4.5間)奥行7.28m(4間)約17坪の木造平屋建のタクシー営業所です。
車庫部分は間口が5.46mなのでタクシーを2台収容できます。
屋根はカラー鉄板瓦棒葺きの片流れで外壁は波形カラー鉄板張りで
今問題となっているアスベスト使用の建材は使われていない模様です(笑)
▼小林合同自動車。この建物も車庫内部までモールド表現されていて面白いですよ。
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タクシーの車庫は現代でも古い建物を使用しているケースはよく見られます。
▼真壁駅前で見かけたタクシー営業所です。車庫部分は以前店舗だったかもしれません。
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昔のダットサンブルーバードやトヨペットクラウンなどのタクシーが似合いそうな車庫です。
2階の雨戸が閉まってる部屋は仮眠室なんでしょうか・・・
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by nanbu-sl | 2005-10-01 10:17 | 建物探訪

茨城交通那珂湊駅

先月下旬、水戸に所用で出掛けた折に少し足を伸ばして那珂湊駅を訪ねました。
▼大正2年に建設された駅本屋で築78年の木造建築です。
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寄棟屋根の棟瓦のラインが少し乱れてますが築年数から考えても
そろそろ軸組みの補修が必要かもしれませんね。
でも内部は古いわりには手入れが行き届いて補修が必要には見えませんでした。

▼ホームの上屋屋根を支える小屋組みは洋小屋組で本屋とは構造的に分離してます。
構造的にも材料の状態から見ても本屋より築年数は新しいと思われます。
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比較的小さな断面の材料で構成された洋小屋組みは昔のホーム上屋や機関庫に
よく見られた小屋組みの工法ですね。
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by nanbu-sl | 2005-08-13 21:20 | 建物探訪

茅葺の門

JR常磐線の高浜駅付近の集落で、茅葺の長屋門を発見しました。
棟や軒先のラインが整っていて鬼瓦に家紋が入った格式のある門ですね。
先祖から受け継がれた伝統的な建造物を代々維持保存していくことは
屋根材の茅のように当初からの建材の調達や熟練した職人の確保が難しい現代では大変なことですね。
綺麗に修復され保存されているこのような建造物をみると、なぜか心が和みます。
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by nanbu-sl | 2005-08-10 22:00 | 建物探訪

石と蔵の街並、茨城県真壁町#4

真壁町には以前ご紹介した村井醸造以外にも西岡本店という酒造元があります。
▼訪れた日が祝日で休業らしく正門が閉じてましたが自販機がなければタイムスリップした錯覚に陥ります。
火の見櫓が時代を感じさせますね。手入れが行き届き錆一つない綺麗な火の見櫓でした。
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▼酒蔵の窓廻りのディテールです。以前漆喰の壁だった部分が金属板で補修されたようですね。
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▼西岡本店の東側にある小田部鋳造の正門です。小田部鋳造は関東で唯一の梵鐘(ぼんしょう)メーカーです。
創業800年の歴史がある老舗でして、正門脇の防火用水桶も鋳物製ですよ。
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格式のある老舗に相応しい四足門で、間口は2間(3.64m)位だと思います。
だいぶ以前に某寺院の鐘楼復元に携わった際に梵鐘の製作をこちらに依頼しましたが
その当時に訪れた時と同じ風情を保ってました。
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by nanbu-sl | 2005-08-05 11:56 | 建物探訪

石と蔵の街並、茨城県真壁町#3

御陣屋前通りにある旧真壁町郵便局の斜向いの旧川島生薬店跡です。
現在は隣で書店を営んでいますが、見世蔵造りの商店です。
写真左妻側の外壁は押縁下見板張ですが、近年補修されたようです。
一階の出入り口はアルミサッシに変ってますが二階の蔵部分の窓は歴史を感じます。
こういう歴史遺産を補修しながら大切に使われている様は素晴しいですね。
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by nanbu-sl | 2005-07-17 18:25 | 建物探訪

石と蔵の街並、茨城県真壁町#2

6月24日の記事で紹介しました真壁町の街並のつづきです。
村井醸造を西側道路からみた酒蔵群です。中ほど入母屋屋根の2階建ては住居でしょうか。
どこか大正ロマンのかおりがする一角です。
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村井醸造から下宿通りを西側に進むと、まさに「旅籠」というイメージの
旅館「伊勢屋」がありました。現役の旅館です、機会があれば泊まってみたいですね。
手前に立派な四足門があり格式の高さを感じますが、昔から旅籠を営まれていたのかな?
個人的に旅籠と立派すぎる四足門に少し違和感を感じました。
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by nanbu-sl | 2005-07-16 13:20 | 建物探訪

醸造業と煙突

助急さんやまるびさんのコメントにありましたが、酒蔵や醤油、味噌醸造業と煙突について
以前醤油工場の改修に携わった際に知りえたことについて投稿します。
昔は、原料(米、大豆など)を蒸したり、もろみを蒸留させたり、殺菌の為の火入れの時に
ボイラーの燃料として石炭を使用してました。
その際に発生する大量の煙を逃がす為に高い煙突が必要でした。
高い煙突は醸造業のシンボルであると同時に広告塔の意味もありました。
現代は燃料がガス等に代わり煙が発生しないボイラーを使用するため
煙突は無用になりましたが、なぜ無用の煙突が残っているのでしょう。
一つの理由は、醸造業や酒蔵のシンボルとして広告塔、ランドマークとして残っている。
もう一つの理由として、老朽化が進んで解体したいが解体費用が高額でありそのままにしている。
この二つが大きな理由みたいですね。
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by nanbu-sl | 2005-06-25 10:45 | 建物探訪

石と蔵の街並、茨城県真壁町

今週の日曜日、真壁町を訪ねました。
真壁町は茨城県の筑波山北側にあり旧市街地は古い家並みを数多く残している
貴重な街並です。江戸時代からの商家建築や町屋、門や築地塀などが今でも残っており
国の登録文化財としての建築は興味あるものばかりでした。
そのなかでも比較的新しい建物として街の中心にある元真壁郵便局です。
今は観光案内所として第二の人生を送ってます。
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▼真壁町には歴史の長い酒蔵が何軒かありますが、村井醸造の正門廻りです。
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by nanbu-sl | 2005-06-24 18:44 | 建物探訪