C57の発売から14年後の1997年にKATOよりC55が新発売されました。
C55を設計変更してC57という新しい形式が誕生したせいか全体の形状はC57と似ています。 C57との相違点は水かき付スポーク動輪、ボイラー上のドーム後端が垂直になっている等で 左右に後退角のついたキャブや溶接構造のテンダーはC57と同じです。 現在はKATOより標準デフと門鉄デフ、マイクロより流線型と2次形改がリリースされてますが いずれも残念ながらメーカーや店頭に在庫が無い状態が続いてますね。 ▼1997年12月に入線したKATO製C55です。定価9,030円はC57-180と並びKATOの蒸機で最高額です。 ▼水かき付スポーク車輪は孔が抜けています、孔の抜けたスポーク車輪はKATOでは最初の車両でした。 実車は1935年~37年に62両が生産されました。当時63、64号機と発注されてましたが 63号機は設計変更されてC57-1号機(現山口号牽引機)となりました。 ボイラーの使用圧力を高くして機関車性能の数字変更にかかる設計変更のために C55 4次形とならずC57という新しい形式が誕生したそうです。 ボイラー上の蒸気溜めと砂箱を一体としてドームに納めたのはC55が最初です。 晩年は北海道や九州で余生をおくりました。旧客を牽引する晩年の姿はなかなか渋いですね。
by nanbu-sl
| 2005-08-20 12:57
| 鉄道模型(N)
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