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昭和の薫り漂う看板建築

霞ヶ浦の畔にある土浦は昔、水運の要所として発展し戦前は霞ヶ浦航空隊のお膝元として
海軍の街として発展してきました。
▼その当時の名残を感じさせる川魚佃煮屋さんの商家で、右側の出し桁造りは昭和初期の建築です。
昭和の薫り漂う看板建築_d0039903_21145527.jpg

間口1間半の左側の看板建築物は佃煮工業共同組合の事務所として使われていました。
曲線を多用したデコラティブな装飾は当時の左官技術の高さを表していますね。
昔、この建物の前には霞ヶ浦に注ぐ川があり、東京へ物資を運ぶ船で賑わっていたそうです。
by nanbu-sl | 2006-02-20 21:26 | 建物探訪
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